朝起きてみると「あれっ?昨日寝たときと頭の向きが逆なような…」
寝ている時に動いて足などをぶつけて痛い思いをした方も多いはず。あれすごくいたいんですよね…
しかし、寝相が悪いというのは必ずしも悪いことだけではないのです。
寝相が悪い方にもちゃんとメリットがあったのです。実は、寝返りをすることはカラダが健康な証拠で筋肉や神経の緊張を取っていく作用があると言われています。また、同じ姿勢でいることでカラダは寝ている間も疲れてしまうので、何回か寝返りをすることでカラダの緊張を取って骨盤などのバランスを整えているのです。
つまり寝相が悪い人は寝ている時にも骨盤を整えてカラダを健康に保つ優等生なのです。
私たちは寝ている時に無意識に疲労を取るためにカラダの力を抜き緊張を取った状態で寝返りをしてカラダを整えているのです。
寝相が悪い人は無意識に骨盤の歪みを取っているのです。
睡眠中に行われている無意識なコンディショニングを有意義にするためには、寝る前にもカラダの緊張を少なからず取っておくことが重要になってきます。特にデスクワークなどでずっと同じ姿勢ばかりを取っていた骨盤は緊張して歪みが出ていることも。
そのようにならないよう、骨盤底筋を刺激して骨盤を整えておきましょう。
骨盤を整えるエクササイズ
また、環境を整えることも大切です。
・寝る周りの環境を整える
まず初めに布団の上にものを置くのをやめましょう。いろいろ手の届く位置に置いておきたい気持ちはわかりますが、寝返りをしっかり出来るようにスペースを用意しましょう。
・かけ布団を大量に重ねて使わない。
寒くなるとかけ布団を何枚もかぶって寝る方がいらっしゃいますが、これでは重たくて寝返りをすることができません。暖房などをうまく活用して寝返りを出来るようにしましょう。
寝る前にエクササイズで動けるようにして寝相の悪さで骨盤を整えましょう。