8月2日に京王プラザホテルにて行われた、第17回日本女性骨盤底医学会にてひめトレが研究発表されました。
泌尿器科、産婦人科のドクター、看護師、理学療法士を中心に骨盤底のプロフェッショナルが250名参加され、昨年12月に行ったエコーを使った骨盤底筋とひめトレの関係性についての発表をひめトレについて研究をしている石塚氏が行いました。
当日の発表時には多くの方が興味深く、内容を聴いているのがとても印象的でした。
今回のひめトレ研究は健全な成人男女42名に対して、骨盤底の挙上をひめトレ活用前と活用後でどのような変化が得られるか調べました。
ひめトレのエクササイズは、
①基本ポジションを取る
②ひめトレ が触れている部位を引き上げる
③呼吸に合わせて力を入れたり(収縮)抜いたり(弛緩)を繰り返す
の3つのエクササイズを2分間実施。
エクササイズ前と後でどのような反応がするのかエコーを使い測定しました。
エコーによる測定結果から以下のようなことが考えられます。
・座位による骨盤底筋収縮時には,ひめトレ前,ひめトレ中,ひめトレ後全ての条件において骨盤底は有意に挙上することが示された.
・ひめトレを用いたエクササイズは,骨盤底筋群の主観的な収縮感覚を引き出すことに有効であることも示された.
・尿失禁がある場合に骨盤底筋群の収縮が低下していることが示された.
・今後,尿失禁を有する対象や,ひめトレを用いた長期間トレーニングによる骨盤底筋群機能の改善効果検証も必要と考えられた.
多くの方に研究にご協力いただき、このような研究結果が得られたこと。
また、この研究発表を通して、理学療法士さんや看護師さんにさらにひめトレを興味を持っていただき、ドクターの先生方に知っていただくいい機会にもなりました。
ご協力いただき、ありがとうございます。
これからも、多くの方の骨盤底筋にひめトレが貢献できるよう、研究と情報発信を続けていきます。